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終着駅13-1 姉さん、もうダメだ!もう一度入れさせて

第13章-1

 「姉さん、もうダメだ!もう一度入れさせて」圭は許可されるつもりで、パンツを脱ぎ捨てた。屹立したペニスが天井に向かってそびえている。たしかに、セックスマシーンにふさわしいフォルムだった。

 「困った子ね。講義が途中になっちゃうでしょう」そんなことを口走るのだが、子宮は欲しい、と私に訴えかけていた。

 「今度はもっと上手に出来そうなンだ。頼むよ」圭が、お得意のお願いポーズで哀願した。

 「イイよ、入っていらっしゃい」私は女王気分で、圭にバギナを預けた。

 再び、圭の口はバギナのすべてを含み、貪りだした。私は、もう貪るのは充分だから、早く、そのシンボリックな屹立物を挿し込み、子宮まで貫いて欲しいと思ったが、口には出さなかった。

 圭の大き目の亀頭がバギナ周りを彷徨い、愛液がまんべんなく亀頭を包む行為に出てきた。私が教えた方法ではなかったし、彼なりの知識がそうさせたのかもしれなかった。

 圭の行為は、想像以上に、私の欲情を焦らした。膣内の何処かから、愛液が吹き出した感覚があった。このまま圭に勃起を挿し込まれたら、あの送出のイヤラシイ音が聞こえてくると思ったが、今さら拭き取る気分ではなかった。

 「ねえさん、行くよ」圭の声は、幾分支配的響きだった。

 「うん」私は敢えて逆らわず、圭の能動に委ねてみた。

 圭の亀頭がわずかな抵抗感をともなって、膣内に侵入してきた。初回より、硬さが増しているかも、と思ったが、たしかめる術はなかった。一気に埋め込んでくるとばかり思っていた圭の怒張は、私をいたぶるように、亀頭部の送出を繰り返した。

 ……なにしてるのよ?子宮に突き刺さるくらいの挿入が望みだったのに、なによ……

 ……欲望が萎えちゃうでしょう。早く、突き刺してよ……

 ……あぁでも、なんか変な感じ。犯されているような……

 圭が、私の状況を把握している筈はなかった。単に、偶然の積み重なりで行われている行為だと思った。しかし、圭の行為に翻弄されかけている自分の肉体があるのも事実だった。

膣内で、亀頭のみの送出を繰り返していた圭の動きが変わった。屹立の確かさを試すように、手を携えることなく、膣口を出し入れさせた。初めての経験に、私の方が混乱した。

そして、圭によって、何度も怒張したペニスの先端が、身体の中に入ってくる瞬間をリピートした。

……どうして、こんな愛撫の仕方を知っているの?……
つづく

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プロフィール

鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

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