2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

終着駅11-2 バギナ全体のパーツ。大陰唇、小陰唇、膣口、尿道口、陰核…

第11章―2

「恥骨の下に拡がるのがバギナ全体よね。バギナ全体を眺めると判るけど、大きく大陰唇、小陰唇、膣口、尿道口、陰核に別れてパーツがあるのよ。取りあえず、その一つひとつを確認しておいてね」私は腹を決め、Ⅿ字に開脚した付け根の部分に両手を伸ばし、僅かに小陰唇を拡げた。

見られている、それも自ら押し開いているのだから、異様な興奮が大脳を揺さぶった。

女は子宮で考えるなんてのは、まるっきり間違いだと思う。私はいままさに、自分の想像の世界で興奮しているわけで、子宮でなんか考えていなかったが、快感が確実に押し寄せていた。

たしかに、直接的刺激に反応する肉体はあるけれど、その刺激への反応は、汎用的でプライベートな領域の性感にまでは至らない。オーガズムを本当に得るためには、やはり大脳が思い、それに反応するホルモンが脳から命令を発して、気持ちいいレベルから、上の高みを目指すものだと思っていた。

「この小陰唇の周りの内腿と違う色をして、陰毛が生えているところが、大陰唇」私は指でなぞってみせた。

「ちょっと触ってみなよ」私は益々大胆になり、露出癖のある中年女の気分になってきた。恐るおそる、圭の指が大陰唇の陰毛をなぞった。

「この部分は、あまりこれと云った役目はハッキリしないけど、結合時のクッションの役割をしているらしいのね。その割に、私のはクッションとは思えないくらい薄目だけど、厚い人はもっとぷっくりしているらしいよ」

 同じところに長居されると、中から愛液が迸ってしまうような不安があった。その時は、その時だと思う反面、やはり、カウンセラーが感じ過ぎているのも恥ずかしい感じもあった。
つづく

応援ありがとうございます!
すごく励みになります。

ブログ村 恋愛小説(愛欲)
FC2 Blog Ranking
アダルトブログランキングへ

P1010752jj.jpg


プロフィール

鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

最新記事
rankig
応援してくださいね!

FC2 Blog Ranking

目次

cover-1.jpg

人妻のからだ 』(中編)

終着駅 』(長編連載中)

リンク

最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2014/10 | 11
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

アルバム
RSSリンクの表示
検索フォーム
QRコード
QR