第7章・・・クソッ!なんてこった。ありゃボケてる、完全に飛んでる。シャブ中確実だな・・・
・・・ヤラズに逃げた方が正解だ。覚せい剤なら数時間は肉棒を欲しがる。冗談じゃねえ、こっちはシラフなんだからな・・・
・・・そうだサドに徹すれば、女から泣きが入るかもしれない。敵前逃亡ってのも、寝覚めが悪いしな・・・
「洗ったよ、指入れてゴシゴシだよっ!ホラホラ」敦美が素っ裸で戻ってきた。
誇らしい顔だが、惚けていた。
無闇に大きな乳房が目立ち、それ以外の部分に脂肪が見られない体は均整がとれているのだが、どこか奇妙な裸体に見えていた。肋骨と腹部が異常にギスギスしていた。
「テーブルに手をついて、四つん這いになれよ」俺は低音を響かせ命じた。
「痛いの嫌い」敦美は俺が自分の思い通りの男ではないと、ラリった頭ながらに感じているようだった。
「文句言うな、俺は、俺のやりたいようにしかやらねえんだよ。さあ、こっちにケツ向けるんだ」
意外に敦美は素直に身体を動かした。
命令通りに剥き出しの尻を差しだした。
左右の坐骨と尾骨が二等辺三角形の支点を示す隆起が気になったが、挿し込んだ時の結合感は良いものになりそうだった。
しかし、頭でサドを気取っているだけなので、下半身に力が漲る気配はなかった。
何か手はないのか?このまま見つづけて虐める手もあるだろうが、が、この女には通用しそうにない。
そもそも、SMの嗜好がないわけだから、頭でサドにならなければならなかった。
「ねえ、お願い、早くしてよ!」苛立った敦美は不平を口にし、尻を振った。
「うるせ~黙ってろ!いま、オ×ンコ見てるんだよ。何時になったら濡れるんだ、ポタポタ涎も出てねェじゃねえか。涎を垂らせよ。俺はな、涎の出ているオ×ンコしか扱わねぇんだよ」そんなことを口にし乍ら、言葉とは裏腹に、どうすべきか考えていた。
「指でもいいから、早く~」敦美が欲望に満たされた尻を前後に動きかした。
恥骨と陰核付近をテーブルの角にこすりつけだした。
敦美の突き出した尻を凝視し、視角が狭まっていくと不思議な感覚に襲われた。
敦美の大陰唇が生き物のように動いているのに気づいた。
ヒクヒクと、まさに呼吸をしているようだった。命令どおり、陰裂に沿って愛液が滲み出てきた。
俺は意を決し、3本指を一気に敦美のヴァギナに予告なしで突き入れた。
「ギャッ!」
敦美の口から動物のような叫びが聞こえたが、いさい構わず、三本指を突き進めた。
いずれにしても“チ×ポは入れない”それだけを念仏にして、敦美のヴァギナを攻めつづけた。
突然の3本の指に悲鳴を上げたヴァギナが、何時のまにかゆとりを見せはじめていた。
女のヴァギナというものは変幻自在な妖怪のようでもある。
小指一本を締めつける穴になったり、拳を奥まで呑み込む穴になることもできるのだ。
「何だよ、もうガバガバじゃねえか、もっと締めるんだ」
「いいよ、もっと掻き混ぜて!グリグリもっともっと」
敦美はいつの間にか、四つん這いだった上半身をテーブルに伏せ、両手でその端を握りしめていた。
尻の間からは、僅かにワキガ臭のある粘液を垂らしはじめた。
つづく
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