第45章「イク、イク、イクからね!」
敦美は外れてしまった俺の指の存在などすっかり忘れて、憑き物に呪われたように、己のオ×ンコに熱中した。
激しいオーガズムに至ることが目的なのだろうが、どこか神がかって、神聖な行事の一環にも思えた。
敦美の両の指が大陰唇を押しひろげ、尿道口と膣口を際立たせた。そのメリハリの効いた女の部分は、充分な照明と窓からの採光に、そのすべてを晒し、怪しく蠢いていた。
傍の人間が目撃すれば、単に猥褻な一場面に過ぎないのだろうが、俺の目には、神聖な行為の一環に映っていた。
敦美の、その行為に、俺が参加する必要はなさそうだった。アダルトビデオの場合は、Gスポット周辺の尿道に近い膣の上部を、強く加圧した状態で、左右に激しく揉みこむことで、オシッコを漏らさせるわけだ。
そのような強制的排尿行為を、巷では、“潮吹き”などと、勝手に命名し、勝手に信じられているが、あれは物理的強制排尿に過ぎない。
“潮吹き”の演技に長けたAV嬢であれば、間欠の潮吹きを演じることも出来るし、大量に尿を吹きだすことも可能だった。
しかし、その噴き出てくる“潮”は、どこまでいっても、膣口ではなく、尿道口から噴き出ている。
敦美は、俺の指による行為を必要としていないが、いずれ尿道から、性的な意味はあるが自分で排尿するのだろうと、その時を待った。
「ねえ、オ×ンコ見ててね。嫌いになっちゃ駄目だからね」
「あぁ、嫌いになんかならないから、思い切って、解放してごらん」おれは、そう言わざるを得なかった。
実際問題、心置きなく排尿するシーンを想定していたので、気持ちは半分萎えていた。
恥を忍んで、ベットメークを頼むか、ベッドカバーで、急場をしのぐか、そんなことを思いながら、真逆の言葉を発していた。
しかし、自分のオ×ンコを剥きだしにして、自力で放尿しようとしている敦美と云う女に違和感を覚えた。
自分で放尿することで快感が得られるとは、何とも便利な身体だが、本当なのだろうか?敦美に関しては、単なる放尿ではないのかもしれなかった。
単なる放尿ではない、だとすると、どのような放尿なのか、パートナーの俺としては、その変っているであろう放尿を、観察してやる義務があるのだと思った。
グース ダウンの寝具、きめ細やかで肌触りのやわらかいエジプト綿100%のリネン。放尿するには気の毒なほど、申し分のない寝具に、今まさに、敦美は放尿しようとしていた。
「行くわ!もうダメ、我慢できない~~!」
「イケ、イッテ良いぞ!シッカリ見ててやるからな!」
俺は、義理の範囲を離れ、本気で、敦美が放尿するであろう、せり上がるオ×ンコに視線を集中した。
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