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あぶない女 2


第2章

”駄目、イキそう。本当にイキそうなのよ!”

”駄目だ!まだ駄目だ!尻の穴がヒクヒクいってるじゃネエか、おい、マ×コの汁がぽたぽた落ちだしたぞ”

”もう許して、お願い!苦しいよ”

”イキたいのか? よし、最後だ。穴を開け、開くんだ!入れるぞ、太いやつだ、固いやつだ!ソリャ!” 

敦美からのレスが途絶えた。

リズムに乗って行き交っていた会話が途絶えた。10分以上たっても、レスは返ってこなかった。

おいおい、マジか?本気でイッタのかな?

メールで、息絶え絶えになるほどイクもんだろうか?

まあ、子供でも起きたとか、亭主が帰宅したとか、何かがあるに違いない。俺は、中途になっていた仕事に戻ることにした。

敦美からメールがあったのは、一時間後だった。

”ごめんイッちゃった。いまも、ジーンとしてる”

”イッたんだね。よかった、敦美を幸せに出来たね。役に立ったかな?”

”うん、とても、最高だった。久しぶりで沢山濡れているの、いまでも滲み出ている”

”手で触っているの?”

”うん、指入れている。たぶん、Gスポットみたなものが膨れてる”

”お尻は?”

”自分じゃ出来ないよ、でも入れてみたいかな?アナタの“お尻”って言葉でイッたんだと思うの”

”そうか、俺Sじゃないと思っていたけどSなのかな?”

”Sよ、絶対にアナタはSね。私はⅯ、そしてアナル願望女なのよ”

”いつか、ふたりで自習してみたいね、初心者同士一緒に頑張ってみようか?”

”賛成、二人とも初心者、なんだか高校時代に戻ったみたい、ふふふ”

敦美と俺のメールセックスは2週間近く続いていた。

そろそろ会うべき時が来ている、俺は前後の予定を忘れて、敦美という女を思い描いた。

敦美、34歳、子供一人。

夜の世界で10年近くを過ごしたという女。敦美が完全にマゾ系な趣味の持主かどうかは、会って初めて判ることだった。
つづく

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プロフィール

鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

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