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終着駅95 お前はおまんこの天才だよ


第95章

「上半身を倒すんだよ。腕で支えて、おまんこ突き出すんだ。そうそう、上手いじゃないか、やったことあるな」美絵はかぶりを強く振った。

「そうか、お前はおまんこの天才だよ。こんなに好き者だったのに、なんだよ。どうして、アイツにバージンやったんだ」

男は苛立たしげに、そんな言葉を吐きながら、美絵の突き出した丸見えのおまんこに手を伸ばした。

怒張はアナルに挿しこまれたまま、男は美絵の外陰部を嬲っていた。美絵が背後に倒れた姿勢なので、男の怒張は動きを半ば抑え込まれていた。その怒張が健在かどうか、たしかめようはなかった。

ただ、臀部筋の動きなどから、美絵のアナル深く刺さったままなのだと思えた。

アナルでオーガズムを感じるなんてことが可能かどうか別にして、少なくとも美絵には、痛いものでも、不快なものでもなくなっているようだった。

竹村も言っていたが、肛門の入り口は神経が密集しているので、性感帯にはなり得る。直腸に達するまで深く入れた場合には、腸壁と膣壁や子宮頚が近接するので、性感を得る可能性はある、と云うことだった。

私の場合は、お尻の穴に指を入れられただけだけど、酷く興奮したことは記憶にあるけど、それそのものが、好かったかどうか記憶は不鮮明だった。

男は、自分の腕を器用に操り、美絵の外陰部全体を嬲っていた。ある一点に差し掛かると、美絵は大きな声で、その快感を知らせた。

男の腕の動きがさらに早まり、起き上がった背中の裏側で、秘密の行為がなされていた。

その部分を見せてと思ったが、CDにリクエストは許されていなかった。

「めちゃくちゃ入れて!」何度か外陰部への愛撫でイッた美絵が、切迫した声で、挿入を願望した。

「よっ!」男が合の手をいれた。平常時であれば、酷く芝居じみた掛け声だったけど、その経緯においては、まさに臨場感があった。

有紀に話したら、きっと残念がるだろうと思った。しかし圭が、この恥さらしな暴露CDを自分以外に所持して欲しいと思うはずがなかった。

「おお、一段と締まり出したな。すげぇ~ぞ、中指一本でヒクヒクいってるじゃないか。美絵、イイのか?」

「はい」

「どこがイイんだ」

「ここ」

「馬鹿野郎、ここって何処だ」

「おまんこ」

「お尻はヨクないのか?」

「わかんない。でも、悪くはない」

「けっ、難しい言い方だ。本当は、どっちもイイんだろう」

「はい、どっちもです」

私はリモコンをストップさせた。知らないうちに、喉がカラカラだった。
つづく

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プロフィール

鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

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