2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

終着駅68 情欲の交換で淫靡に満たされ


第68章

有紀のバギナの中も、私以上に熱く滑っていた。私を無理やり立たせたまま弄んだ癖に、有紀はすぐさまバスタブの縁に腰をおろし、私の直接的愛撫を受入れた。

私と同じ体つきの妹なのだから、きっと感じるところは似ているのだと思った。いきなりバギナへの挿入を望んだ以上、もうクリトリスへの執着は置き去りにして問題ないと思った。

二本の指は簡単に有紀の中に滑り込んだ。この感じなら、もう一本追加しても大丈夫な感じだったが、私は、そのまま抽出を繰り返した。バスルームは有紀と私が織りなす情欲の交換で淫靡に満たされ、艶めく光景が展開していた。

抽出を繰り返すうちに、有紀のバギナに変化が現れた。圭が行うテクニックを真似ただけだが、指を完全に抜き、再び挿し入れる度に、バギナの壁は狭まり、窮屈感が出てきた。

私は有紀と違って、爪を伸ばしていないので、有紀の子宮頚を探しに、奥に向かって深々と指を挿し入れてみた。中指の先端に、それらしきものが触れた。

「痛いかも?」有紀が喘ぎながら、幾分腰を引いた。

「チョッとだけ我慢してみて。そのうち痛くなくなるはずだから」私は、有紀の返事を待たずに、再び指先で子宮頚を探った。

「姉さん、キスして」有紀が切迫した声で求めてきた。

「奥は、やめて欲しいの?」

「違う、奥と唇、両方で」有紀は、自ら唇を重ねてきた。

有紀は、重ねた唇を割って舌を絡ませてきた。とてもいい香りがした。有紀がつけているルージュの香りなのか、口中から出てきている香りなのか、私は判別できなかった。

有紀は、バギナに私の指が入っていることを忘れたのかと疑いたくなるほど、情熱的に私の舌にも、パッシブに動くことを強要していた。私は、ディープなキスの経験が少なかったし、まして、ビアンな性愛に満ちた舌の絡ませ方など知りようがなかった。ただ、有紀の動きの真似をするのがやっとだったが、有紀は寛大にもに、私の動きに満足していた。

「深く入れて!」有紀が唇を一瞬外し、切迫した声音で私の行為を促がした。そして、唇を再び重ね、私の舌を口中に誘い込んだ。

私は、何を深く入れるのか判断に迷ったが、言葉を交わす状況ではないのだろうと思い、舌は思い切り有紀の喉に向けて挿し込み、バギナに挿し入れていた指も、これ以上行けないくらい深く進めた。

私の指が、コリコリとした有紀の子宮頚を捉えていた。先ほどに比べて、私の中指は、有紀の子宮頚に強く触れていた。いや、触れているだけではなく、その入り口に指先の一部が食い込んでいる感触まであった。

「イク!」有紀がバスタブの縁から立ち上がり、全身を硬直させて起立した。前後左右に揺れながらだが、決して倒れることなく、快感を貪っているようだった。

私は、有紀のオーガズムに達したパワーに圧倒され、歯を食いしばって、有紀のオーガズムが一段落するまでつき合った。

「もうダメ」有紀がタイルの床にしゃがみ込んだ。私も、同じようにしゃがみ込み、息を弾ませた。

どちらともなく、息が整ったのか、はす向かいになってバスタブに身を沈めた。

「なんか温くない?」有紀が口火を切った。

「有紀の背中の方にノズルがあるから、チョッとだけ立って」有紀は、意味が分かったらしく、緩慢な動きでバスタブの縁を頼りに立ち上がり、背中を向けた。私は、有紀のお尻のあたりに体を寄せて、給湯のノズルを調整した。

「少しずつ温かくなるわ」私は湯温を確認して、有紀のお尻を越えて戻ろうとした。しかし、立ち上がってお尻を向けている有紀のうしろ姿が、今度は私の情欲に火をつけた。

「ナイスなヒップだね」私は、有紀のお尻に魅かれた。なんと格好の良いお尻なのかと、鑑賞する気持ちで、眺め、唇をつけた。

「姉さんのお尻とそっくりだよ。比べようがないけどさ」有紀が笑いながら答えたが、立ち上がっている態勢を保つのに苦労しているようだった。

「姉さんのお股の間に入っていいかな?」

「良いよ、入るかな?」

「入るよ、拡げておいてよ」有紀のお尻が、私の眼前に突きだされた。アヌスが全貌を見せ、会陰とバギナの半分を目撃した。

「ねぇ有紀、チョッと舐めてもいい?」私は、そんなことを言いながら、既にアヌスに舌先を伸ばしていた。

「もう、助平なんだから」有紀は尻を突きだし、もじもじと腰をくねらせたが、しばらくすると動かなくなった。

「姉さん、また来てる、もう一度入れて」有紀が給湯のノズルを閉めると、本格的に愛撫を強要した。私の情欲に火がついたのに、再び有紀の欲情につき合わされる羽目になった。

私は命じられるままに、バギナに指を挿し込み、Gスポット方向に指を走らせた。目の前に、有紀のアヌスとバギナの底辺と会陰が目前に迫り、その動きを高慢に見せつけた。

「お湯に浸かれないよ」有紀は嬉しそうに不平を言った。

「もう一回イキな。その後でゆっくり温まって」私は有紀の下がり気味の子宮頚を強く圧して、有紀に頂点が来るのを待った。バスタブに浸かっている私は、幾分逆上せて(のぼせて)いたが、有紀の更なるオーガズムを待った。

有紀が突如バスタブの中で立ち上がり、直立し、快感を我が物にしようと身体を震わせた。そして、数度オーガズムの頂点を味わうと、私の脚の間に身体を沈ませた。

数分の間、その態勢を維持していた私は“のぼせちゃった”と断ってバスタブを出た。有紀に特別の反応はなく、手足を伸ばした状態で目を閉じていた。

「寝ちゃったら溺れるよ」私の声に、無意識に有紀は答えたが、しばらくは寝かせておこうと、私はバスルームを出た。
つづく

苦戦中です ご支援ください!

FC2 Blog Ranking
アダルトブログランキングへ

P1010889j.jpg




コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

最新記事
rankig
応援してくださいね!

FC2 Blog Ranking

目次

cover-1.jpg

人妻のからだ 』(中編)

終着駅 』(長編連載中)

リンク

最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

アルバム
RSSリンクの表示
検索フォーム
QRコード
QR