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終着駅10-3 弟に、姉のバギナをみなさい、と命じている後ろめたさは

第10章-3

 「圭、今度は肝心の下の観察に移りましょう」私はさらりと言い放った。

弟に、姉のバギナをみなさい、と命じている後ろめたさは微塵もなかった。

あったのは、カウンセリングの佳境に達している、という意識が少し。そして、もう一度圭の怒張でオーガズムを味わいたいという、メインディッシュに覆われていた。

 「恥骨に手を置いてみて」私は、調光を絞るのを忘れたことに気づいた。しかし、今さら、観察を強いておきながら、暗くすると云う理にかなわない行動を放棄した。

 こうなったら、医学的見地で、あけすけに、くまなく説明の限りを尽くしてやろうと思った。そして、圭の精を根こそぎ吸い尽くしてやろうと思った。

 「恥骨を手のひらで包むようにして、静かに揉んで」

 「そう、良い感じ。愛しいとか、気持ちよくなって欲しいとか、心を籠めるのよ。念力を送るようなつもりで、恥骨に気持ちを集中させるの」

 「いい、良いよ。圭の温もりが伝わってくる。陰毛を、優しく揉みあげるように愛撫してみて」私は、経験のない愛撫、今現在の欲望を露わに伝えた。圭は無言で、私の命じるままに動いて、行為した。

 圭の指先や手のひらは繊細に動く機能を持っていた。そして、その肌質は繊細な動きにふさわしいキメの細かさで、私の性感をいやが上にも盛り上げてくれた。
つづく

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鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

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