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滑りに満ちたヴァギナの中 あぶない女114


第114章

俺は乱暴に敦美のワンピースの裾をまくり上げ、パンティーを剥ぎ取った。フワッと女の匂いが鼻腔をくすぐった。

“あっいいよ。その調子で頑張って。もっと奥の方でジッとしてて。動かなくていいの、あっあっ、そうそう、すごくいいよ”これも隣の女の声だ。

敦美の滑りに満ちたヴァギナの中に、俺は手荒く二本の指を挿しいれた。敦美の滑りは、膣奥にまで充満していた。愛撫を重ねるうちに、手の平は、敦美の愛液で満たされ、その行き場を失っていた。

俺は緊急避難な気分で、敦美の身体から剥ぎ取ったパンティーで平を拭い、あらためて、膣内の愛撫に向かった。

一度指を抜き去った敦美のオマンコは、精気を取り戻し、いや、逆に息吹を吹きこまれたように、緊張と弛緩を繰り返していた。

この感覚を、俺はペニスで味わいたいと思った。

手早くジーンズを脱ぎ去り、敦美の様子を見ることもなく、勃起を突き刺した。

「あっ!」敦美が大きな声を上げた。当然、お隣さんに聞こえるほどの声だった。

“いい、いい、いい。アツシ好きよ、もっと強く突いて突いて……”

俺も、隣の女に命じられるままに、一気に敦美の膣奥に達した亀頭を、子宮頚に向けて突いた。

「あっ、あっ、あっ。凄い凄い、乱暴で凄い」敦美は隣の声を忘れたわけではないだろうが、無視するような声で答えた。

“イクよ、イクよ。一緒だよ、アツシ!”

“イクぞ、イクぞ、まみ、まみ”

あきらかに肉の当たる音が聞こえてきた。その肉の音がしている間、こちらも肉の音を立てても構わないように思えた。

あまり好きな体位ではなかったが、敦美を四つん這いにさせて、後ろから激しく腰を打ちつけた。腰を打ち続けるためには、勃起が充分な硬度を維持していなければ、直ぐに抜けてしまう。

抜けては興ざめだ。しかし、厚みのある敦美の尻の肉は弾力があり、手ごわかった。

しかし、今夜は、他人のセックスの声をおかずにしている所為か緩みがなかった。

鈍く肉の当たる音が、薄い壁を通じて、奏であった。

男どもは、その状況を察知して、隣よりも先に果てては、男の沽券にかかわると競争と興奮が入り交じった。

女たちも負けてはいなかった。

いい、いいとか。もっと、もっととか。サイコー、サイコーなどと、口から出まかせな単語を捲し立て、時折悲鳴のように甲高い声を隣室に聞こえるように発していた。

敦美はセックスに堪能したのか、ただ疲れたのか、気怠くベッドに横たわったままだった。隣室の女も、同じような姿勢でうっぷしているのかもしれなかった。敦美や隣室の女たちが、芯から性愛に満足したかどうかは、本人たちでもよく理解はしていないような気がした。

その時、携帯が鳴った。敦美と俺、隣室の女と男の性の競演が終わるのを待つように、その電話は鳴った。

つづく






プロフィール

鮎川かりん

Author:鮎川かりん
小説家志望、28歳の女子です。現在は都内でOLしています。出来ることなら、34歳までに小説家になりたい!可能性が目茶少ないの分ってっているのですけど、挑戦してみます。もう、社内では、プチお局と呼ばれていますけど…。売れっ子作家になりたい(笑)半分冗談、半分本気です。
初めての官能小説への挑戦ですけど、頑張ってみます。是非応援よろしくお願いします。

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